The 68th Annual Meeting of the Japanese Radiation Research Society & The 6th Asian Congress of Radiation Research (JRRS/ACRR2025) (@Hiroshima)
- hisanorifukunaga
- 10月27日
- 読了時間: 2分
更新日:10月31日
今年は人類による世界で初めての核兵器使用、すなわち広島への原爆投下、から80年の節目になります。平和への希求という願いも込めて、10月23日から26日にかけて広島国際会議場で開催された国際学会JRRS/ACRR2025に、我々も参加しました。
アジア放射線研究連合(AARR)と日本放射線影響学会との合同開催となったため、日本の研究者だけでなく、インド、タイ、中国、韓国などのアジア各国の研究者も参加しました。さらに、招待演者として、私が英国から招待した先生や、ドイツ、カナダ、オーストラリア、米国などから集まった方々もいて、国際色豊かな学会だったといえます。
私は、前回インド・ムンバイで開催されたThe 5th Asian Congress of Radiation ResearchでYoung Investigator Awardを受賞したこともあり、今回の学会ではぜひ恩返しも含めて何か貢献できればと思っていました。その思いを汲んで下さったのか、シンポジウムを企画する機会を与えて頂き、恩師であるPrise先生はじめ国内外の素晴らしい先生方に登壇頂くことができました。心より感謝しています。
2日目夜に開催されたソーシャルイベント「灯篭流し」では、実際に原爆ドームの前を流れる元安川に灯篭を浮かべるという貴重な機会も頂きました。80年前に多くの方々が亡くなられた場所は、今は綺麗なリバーサイドの歩道として整備されていますが、美しい灯篭が当時の悲劇を改めて照らし出してくれたような気もしました。
大会中は当研究室からは私も登壇させて頂き、最近の研究進捗を報告させて頂きました。また、清野さん、久保さん、白石先生もポスター発表しました。国際学会での発表は、すこし大変だったかもしれませんが、国内外の研究者と知り合う貴重な機会でもあります。研究室としても、今回の経験を糧にして、また一つステップアップできればと思います。
(文責:福永)

.png)




コメント