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プロフィール

登録日: 2022年4月7日

記事 (58)

2026年9月12日4
創基150周年に考える、大学の「始まり」
北海道大学は今年、創基150周年を迎えており、これまでにもさまざまな記念行事が行われてきました。先週、大学院保健科学研究院においてもハルニレの植樹が行われました。 学術の分野において、150年という月日は、長くもあり、短くもあります。 コッホが炭疽菌によって炭疽が引き起こされることを実証したのも、1876年のことです。医学の歴史を振り返ると、それほど遠い昔の出来事でもないような気がします。一方、先日退職されたとある先生が「学生の頃から50年近く北大に所属していた」と仰っていました。その先生が学生時代から退職まで過ごされた歳月の、さらに3倍に当たるのかと思うと、やはり相当に長い時間なのだとも感じます。 さて、こうした節目に接する中で、少し気になっていることがあります。 大学の歴史は「どこから数えるのだろうか」ということです。 私の母校である英国のクイーンズ大学ベルファストは、1845年にビクトリア女王の勅許を受け、Queen’s College Belfastとして設立されました。在学中にも、この「1845年」という創立年を、さまざまな機会に耳にしました。...

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2026年9月1日3
9月を迎えて:ひとつの節目
9月を迎えました。 このたび、9月1日付で北海道大学大学院保健科学研究院の教授へと昇任しました。 あまり大仰な所信表明をするつもりはありませんが、私にとって節目となりますので、これまでの歩みをすこし振り返り、お世話になった方々への感謝を記しておきたいと思います。 私が放射線研究を志す原点となったのは、2011年の東日本大震災・福島第一原子力発電所事故後、福島県の公立相馬総合病院で被災地医療に従事した経験でした。 地域の方々が抱える放射線への不安や、医療の現場で容易に答えを出すことのできない問題と向き合う中で、放射線による健康影響を自分自身の研究課題として追究したいと考えるようになりました。 その後、東北大学病院で放射線科医としてトレーニングを受け、英国北アイルランドのクイーンズ大学ベルファストで放射線生物学を学びました。帰国後はまず湘南鎌倉総合病院で臨床と研究に携わり、次に東北大学へ戻って南三陸や女川をはじめとする被災地域との関わりを持ち、そして北海道大学へ移りました。 振り返れば、いろいろな場所を移りながら歩んできました。しかし、それぞれの土地で得た経験と出会いは決して分断され...

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2026年8月2日1
8月を迎えて:夏本番
このたび熊本地方の大規模な地震により、犠牲となられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。 このところ、北海道でも暑さを感じさせられる日が多く、まさに夏本番という印象です。熱中症にならないように、水分補給などに留意しているところです。 本学では2日と3日にオープンキャンパスを予定しており、最近、私もすこし準備をしてきました。数年に一度、高校生など本学への受験を考えている方々向けにお話しする機会が回ってきます。そのたびに、どういう話をするのが良いのかと、なかなか悩ましい問題として迫ってくるのですね。 今年、どういう話をするかは、会場でのお楽しみに。 7月は、個人的に色々な思いをしながら忙しく過ごしましたので、8月は、もうすこしのんびりとしたいと願っています。しかし、科研費の準備や、論文作成もあり、おそらくゆっくりはできないのではないかとも諦めています。とくに研究は次のブレイクスルーを目指して、新しい実験を模索している段階でもあり、色々な情報を調査する必要もあります。 体調を崩さないように気をつけながら、今月も頑張ります。...

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