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Fukunaga Lab
Department of Biomedical Science & Engineering
Faculty of Health Sciences
Hokkaido University
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プロフィール
登録日: 2022年4月7日
記事 (55)
2026年7月20日 ∙ 2 分
今年も科研費の季節が来ました
6月から7月にかけて、色々なことがありました。 また新しい局面を前にして、心機一転で臨み、微力を尽くすことに集中するだけです。良いことも悪いことも淡々と受け止めて、粛々と研究ができるようになりたいものです。 今年の夏も、やはり最もなんとかしなければならないのは「科研費(科学研究費助成事業」です。最重要事項ですね。 今年度末で私が研究代表となっている基盤(B)が終了する予定なので、新しい計画を申請し、採択されなければなりません。研究費が続くかどうかはまさにラボの運営に直結するため、例えば銀行の融資を受けられるかどうかを心配する中小企業経営者のように、ラボ主宰者(PI)として私もかなり気を揉んでいます。 科研費や、ああ科研費や、科研費や。 例えば科研費基盤(B)の採択率は約25%であり、申請者の4人に1人しか採択されません。しかし、JSTやAMEDなどによる受託研究とは異なり、もっと科研費は広く薄くばらまいた方が良いということはすでに知られています。科研費は、その性質上、我が国の科学・技術の根幹となる研究資金の一つと言えます。今後の我が国の科学競争力が持ち直せるかどうかは、これからの...
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2026年5月31日 ∙ 2 分
6月を迎えて:何がために生きるのか
大阪への出張の折、大阪中之島美術館で高島野十郎の画をみました。 高島野十郎は、東京帝国大学農科大学水産学科を首席で卒業した後、独学で絵の道に入り、画壇との付き合いを避け、独身を貫いた孤高の画家です。 まさに「不娶寡欲画道専一」の人ですね。 写実的かつ神秘的な名画を数多く遺しましたが、生活のために売るようなことはせず、親しい方々にただ恩返しとして贈っていたそうです。売る気がなかった、つまり描くことが決して生活の手段ではなかったからでしょうか、彼が遺した絵は、ただ、美しいと思いました。 帝国大学を首席で卒業するほど優秀と目されていたにもかかわらず、晴耕雨描とでも呼ぶべき質素な生活を送り、金や名声など求めずにひたすら絵の道を追究したという意味では、一般的には変人の類だといわれるかもしれません。しかし、そのある種の透徹した生き様に私は感銘を受けました。 何がために生きるのか。 おそらくは高島野十郎の生涯にも様々な葛藤があったと思われますが、それでも彼は単純明快に画道専一に生き抜いたといえるでしょう。私のような欲に塗れた凡愚には、彼のようなひたむきさと潔さは到底持ちえません。...
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2026年5月17日 ∙ 3 分
第63回日本放射線腫瘍学会生物部会学術大会(@岐阜)
5月15日から16日にかけて、JR岐阜駅前のじゅうろくプラザで開催された第63回日本放射線腫瘍学会生物部会学術大会・第54回放射線による制癌シンポジウムに参加しました。 私たちのグループの研究シーズである「精子形成可視化マウス」の紹介をさせて頂いたのですが、残念ながら、聴衆の反応ははっきりイマイチであり、結果としてちょっとした岐阜旅行という感じになってしまいました。ただ、情報交換会の場で、他機関の若手研究者の方々とすこし交流の時間を持てたのが唯一の救いだったでしょうか…。 今大会の発表内容の質は、正直、ピンキリであり、学部生の発表練習のようなものから、中堅・シニア研究者による奥深い研究の紹介まで様々でした。 とはいえ、質疑応答も活発であり、いずれの発表も聴いていて面白かったです。これらの中には勉強になる点も多く、今後の自分たちの研究アプローチにも採り入れられるかもしれないと思わされることもありました。 私自身はかつて放射線治療の臨床にも携わっていましたが、昔と今ではだいぶ様相が異なっていることもあり、最近、臨床医としての感覚を忘れがちでした。今回の質疑応答、とくに臨床家の質問を聴...
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