top of page

2026年を迎えて

更新日:2 時間前

新年を迎えました。午年らしく、前に向かって走り出したいと願います。

いつものことながら年始は慌ただしく、特に今年は私たちが樹立し、解析した、新たな遺伝子改変マウスに関する論文成果を、北海道大学と科学技術振興機構からプレスリリースして頂いたこともあり、あっという間に時間が過ぎていったように感じます。


男性生殖機能に対する医薬品・環境化学物質・放射線などの影響を調べる生殖毒性試験は、新薬開発や環境リスク評価に不可欠です。しかし従来は、マウスを交配させて受胎を確認したり、解剖して精巣組織を解析したりするなど、時間・労力・個体数のコストが大きい方法が主流でした。

私たちが開発した新しいマウスは、生殖細胞がルシフェリン反応により発光するため、特殊なカメラで精子形成の過程を体外から非侵襲的に連続測定できます。したがって、生殖毒性試験の効率化だけでなく、創薬研究、環境曝露評価、がん治療後の男性不妊リスク検討に関する研究など多様な応用が期待できます。また、必要な動物数を削減できることから、国際的に推進される「動物実験の原則3Rs」の実現に寄与する技術基盤としても期待されます。

私たちとしては、この技術をこれから様々な研究開発の現場で活用して頂ければと願っています。


他の研究においても、幾つかの重要な論文を立て続けに投稿中であり、今年はプレスリリースを連発するかもしれません。そうなったら良いなと思いつつ、現在、査読者のコメントに淡々と対応している状況です。


1月になり、札幌では雪が降る日が続いています。

12月までは「今年は雪が少ないのかな」と思っていたのですが、まるでそれを取り戻すかのような有様です。窓の外は、凍てついた光景が広がっており、改めて北海道の自然の厳しさを感じさせられています。


でも、冬の後には春が来ます。だから、きっと、もうすぐ春が訪れることを信じて。

今年も頑張りましょう。


(文責:福永)



 
 
 

コメント


logomark_sp (1).png

Fukunaga Lab

Department of Biomedical Science & Engineering

Faculty of Health Sciences

Hokkaido University

sohatsu.png

©2022-2025 Fukunaga Lab.  All rights reserved. 

bottom of page