第63回日本放射線腫瘍学会生物部会学術大会(@岐阜)
更新日:3 日前
5月15日から16日にかけて、JR岐阜駅前のじゅうろくプラザで開催された第63回日本放射線腫瘍学会生物部会学術大会・第54回放射線による制癌シンポジウムに参加しました。
私たちのグループの研究シーズである「精子形成可視化マウス」の紹介をさせて頂いたのですが、残念ながら、聴衆の反応ははっきりイマイチであり、発表を通じて研究の意義をより分かりやすく伝える必要性を感じました。一方、若手研究者との交流や臨床家の視点に触れる機会もあり、今後の研究の方向性を考える契機となりました。
私自身はかつて放射線治療の臨床にも携わっていましたが、昔と今ではだいぶ様相が異なっていることもあり、最近、臨床医としての感覚を忘れがちでした。今回の質疑応答、とくに臨床家の質問を聴きながら、「なるほどね、そう考えるのか」とふと感じたこともありました。基礎研究者と臨床研究者の間を繋ぐ感覚を担うことができるのが、私たちMD研究者の強みではあるのですが、時代の流れについていくためには日々の勉強が欠かせないと改めて感じさせられました。
同時に、私自身が、今後、どのような研究をどのように進めていくべきかを改めて考えさせられました。「他の人が取り組んでいないことをやりなさい」と、かつてノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生が仰っていたのを思い出しながら、ぼんやりと自分の研究の原点を考える時間がありました。
少年老い易く学成り難し。
あれもやりたい、これもやりたいでは、きっと駄目なのでしょう。
限られた時間の中で、自分がやるべきことは何か。為すべきことは何か。
つまり、自身の研究の「焦点」について、改めて考えさせられたのでした。
まあ、そういう機会もたまにはあった方が良いでしょう。
岐阜の街は、中部国際空港セントレアから1時間くらいであり、名古屋からも電車で30分くらいでしょうか、北海道からのアクセスも良好でした。駅前の黄金の信長像、再建された岐阜城、長良川の鵜飼など観光地も多く、こじんまりとしてはいたものの、面白い場所だなと思いました。
また、次に来る時があれば、ゆっくりと家族連れで観光メインで訪れたいなと感じました。
(文責:福永)


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