春の訪れと共に、2023年4月から当研究室も2年目を迎えました。
新たに卒業研究配属生3名が加わり、研究室メンバーも7名になりました。昨年度もある程度の新規データを取得することはできましたが、こうして研究環境・体制も少しずつ整ってきたところで、今年度から研究活動をより充実させていく所存です。
個人的には取り組みたい研究テーマは沢山あるのですが、それら全てを遂行するにはまだまだ設備も人員も足りていません。研究グループの規模をもっと大きくしていきたいと思っています。そのためには研究費をもっと集めていきたいところですね。
広島、長崎、そして福島…。
言うまでもなく、我が国において放射線研究はきわめて重要であるにも関わらず、その研究費が相対的に少ない分野であり、その成果も各国と比べて論文数が多いとはいえません。そして、残念ながら、高いインパクトをもたらす成果も少なくなっています。はっきり苦戦していると言ってもよいでしょう。そのような状況を鑑みて、当研究室もさらに頑張っていきたいと思っています。
放射線生物学に新しい分野を切り拓きたいものです。
今後もどうかご支援のほど宜しくお願い致します。
(文責:福永)
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