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WHOオフィサーと語る

更新日:2023年7月11日

6月2日から4日にかけて北大祭が開催されました。その最終日4日に医学部百年記念館で「WHOオフィサーと語る~地球の未来とSDGs~」というイベントが開かれました。

本学には2つの世界保健機関研究協力センター(WHOCC)があるのですが、私が兼務している環境健康科学研究教育センターが「環境化学物質による健康障害の予防に関するWHOCC」として認証されています。今回、同センターと大学院保健科学研究院で、このイベントを共催することになった関係で、私も当日の運営に携わることになったのです。


世界保健機関(WHO)からはDr. Akeem Aliが招待され、本学医学部の学生だけでなく、旭川明成高等学校や市立札幌開成中等教育学校の学生さんも登壇して、WHOの役割やSDGs達成に向けた取り組みに関する議論が行われました。当研究室で卒業研究を行っている医学部4年の阿部さんも参加し、良い質問をしてくれました。

大学祭特有の騒々しい雰囲気の中で、比較的お堅いイベントだったにもかかわらず、会場には真面目に議論を聴いている学生さんの姿も数多くあり、おかげで盛会裏に終わりました。


「地球の未来」というとなんだか仰々しい感じもしますが、環境が劇的な変化を遂げている現代において、その持続可能性について省みるのはとても重要なことです。2015年に国連で採択された「持続可能な開発のための目標」、いわゆるSDGsを一つの目安としてこれから私たちはより住み良い世界をどのように構築していくべきか。そのようなグローバル規模のテーマについてお互いに語り合うことはとくに若い世代にとって意義深いのではないかと、改めて私も感じました。


私自身も色々と勉強になりましたし、学んだ内容を今後の学生教育にぜひ反映できればと思います。


(文責:福永)




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