名古屋大学訪問
- hisanorifukunaga
- 6月19日
- 読了時間: 2分
更新日:6月20日
6月18日から20日にかけて名古屋大学東山キャンパスを訪問しました。JST創発的研究支援事業の進捗報告会に参加し、久しぶりに知り合いの先生方にもお会いしました。
この東山キャンパスには正門らしい正門がないそうなので、地下鉄を出たすぐの場所で写真を撮りました。大学の建物が密集していて、整然としているような、混沌としているような不思議な場所ですね。鶴舞キャンパスを訪ねたことはあったのですが、こちらのキャンパスは初めてで、観光客のようにキョロキョロしながら、目的地へ向かいました。
とにかく名古屋は蒸し暑い。
札幌も日中は涼しいとはいえませんが、朝夕は気温が下がることもあり、もうすこし快適に過ごせるような気がします。こういうことを言うと、なんだか北海道に馴染んできたような気もします。名古屋もそうですが、もはや本州の暑い場所には住めない身体になってしまったのかもしれません…。
創発研究者の方々の発表を聴いていると、やはり面白いテーマや鋭い着眼点が多く、「さすが」という印象を受けます。実に、勉強になります。
ここ数年で有名大学の教授などに就任された先生方もいらっしゃって、そういう方々から研究環境・体制の話などを伺う機会もあり、私も色々と刺激を受けました。良い研究をするには、やはり環境が大事なのは言うまでもありません。例えば名古屋大学にも素晴らしい研究環境があり、研究者へのサポートもかなり手厚いようです。自分も「こういう場所で研究出来たら、もっと成果を出せるのだろうか」などと思いました。
「富める者はますます富み…」というマタイの一節を思い出し、ちょっぴり複雑な気持ちになりますが、優秀な研究者に対して豊富なリソースを投資し、その研究成果を拡大させて、新技術やイノベーションの創出を図るのは、大学や研究所の在り方としては正しいと思います。
優れた研究者として見做されるような者になれるかどうかはともかく、私も自身のやりたいこと、すなわち夢を求めて、引き続き、頑張ります。
(文責:福永)

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