第59回日本放射線腫瘍学会生物部会学術大会(@札幌)
- hisanorifukunaga
- 2022年6月24日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年12月15日
札幌大通公園のすぐ近くにある札幌市民交流プラザで開催された日本放射線腫瘍学会生物部会学術大会で発表しました。
本当は、発表研究の実験の多くを遂行してくれた共同研究者の方に是非発表して頂きたかったのですが、残念ながら都合が悪いということで、私が発表させて頂きました。我々の演題に対する質問はあまり多くありませんでしたが、参考になるコメントもありました。
発表したテーマは、私のメインテーマはなく、これまで東北大学・日本原子力研究開発機構等との共同研究として進めてきたホウ素中性子捕捉療法BNCTに関するものです。
2020年に保険収載された加速器型の中性子線源と10B濃縮ボロノフェニルアラニン(10B-BPA)を用いたホウ素中性子捕捉療法は、ホウ素中性子捕捉反応という核反応を巧みに利用して、腫瘍細胞選択的に高い生物学的効果を与える優れた粒子線治療として知られています。
我々の研究は、このホウ素薬剤の取り込みと細胞周期の関連性について検討したものであり、短い時間ではありましたが、これまでに得られた成果の一部を初めて紹介することができました。
当番世話人は北海道大学大学院獣医学研究院教授の稲波修先生でしたので、大会も札幌で開催されることになり、職場からすぐに会場へ行くことができるという点が個人的には魅力でした。
コロナ禍によって対面での学会イベントが開催される機会がなかったため、久しぶりに会場へ直接行って参加したことになります。現地では、演題数が多すぎて、演題当たりの発表時間が短くなり、そのせいで逆に質問が多くなってしまうという負の循環に若干陥っていましたが、こういう混沌とした場面というのは日本に限らず、海外でもよく見られる光景です。「ああ、学会って、こんなお祭りみたいな感じだったな…」と、ちょっぴり懐かしく思い出したのでした。
(文責:福永)

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